転職に関して医師求人をご覧のみなさまにぜひお伝えしたいのが、専門医の資格取得とキャリアアップのお話です。
現在、どの病院においても専門医を求める傾向が高まってきており、一定のニーズが生まれています。
もちろん、中には専門医ばかりが増えたせいで専門医バブルがはじけたような部分もありますが、現状ではまだ専門医という資格が大切に扱われている状況に変わりはありません。
もし、転職に際してキャリアアップを望みたいのであれば、ある意味では取得することが必須であるとも言えるでしょう。
そこで、今回は整形外科医専門医に関するお話を少ししていきたいと思います。

「整形外科における専門医資格の取得について」


一般的なお話から始めますと、基本としては日本整形外科学会の会員となり、認定施設と呼ばれる場所で臨床研修を6年間行うこととなります。
これが修了して、初めて受験資格が得られると言う所がポイントです。後期研修プログラムと同時に入会さえしてしまえば、4年後には受験資格を得る事ができるため、早期にスタートさせることが一つのポイントとして挙げられます。
受験資格を取得後は、筆記試験、面接試験による審査をパスすることで、初めて資格を受けることができます。
この学会の認定施設では、資格を取得するために必要な教育をあらゆる角度から行っており、整形外科専門医の資格取得を目指す若手が集まっています。

なお、2014年の5月時点では在籍している資格取得者は約17600名となっており、年々この数は増え続けているわけですが、今では整形外科専門医の資格も細分化が始まってきているため、将来的に進みたい道によっては、新たな資格取得を行う必要があるかもしれません。

「整形外科における専門医資格の紹介」


整形外科に関連する専門医の認定資格は、日本整形外科学会によるものだけではありません。
一般的に取得しておくと望ましいと考えられているものとしては、日本リウマチ学会専門医日本リバヒリテーション学会専門医といったものが挙げられます。
また、その他には、日本整形外科学会認定脊椎脊髄病医日本整形外科学会認定リウマチ医日本整形外科学会認定スポーツ医などもありますが、あくまでも自身の感じる必要性に応じて、取得することがポイントであり、資格を取得すること自体が「転職の成功、あるいはキャリアアップ」に必ず繋がるというわけではないことにも、注意をしておいた方が良いでしょう。

 

医師求人を探しておられる皆様の中には、将来的に「開業を視野に入れている」方も少なくはありません。
むしろ、ある程度以上の方が頭の片隅に開業という選択肢を思い描いているのではないかと思います。
しかし、昨今では続く不景気や開業する医師の圧倒的増加により、医療施設における医師不足の状況とは裏腹に「病院が乱立している」というケースも診療科目によってはみられます。
そのため、いざ検討したとしても競合他社と呼べる相手が常にいるため、よほどのスキルや知名度、経営に関する手腕がなければ生き残っていくことは難しいのではないかとみられます。
とはいえ、現在のような状況もいつまで続くかは分かりませんので、先んじて準備をしておくことが大切だと言えます。
そこで、今回は整形外科医への転職を視野に入れているみなさまに「整形外科における開業医と勤務医の違い」について、簡単にご紹介しておきたいと思います。

「結局のところ、どちらがいいの?給料の違いなど」


よく聞く質問ですが、同じ働くとすれば開業医か勤務医のどちらがいいのか
この質問に対して、明確な回答を行うことは非常に難しいといえます。
と言うのも、その時々の状況に応じて良い場合、悪い場合、あるいは向き不向きなどの細かな要因が出てくるからです。
さて、整形外科医に関して、明確にお答えできる所からお伝えしたいと思いますが、この両者を比較してもっとも分かりやすいのは「収入の違い」ではないかと思います。
今から約4年前、平成26年に調査された内容によると、整形外科における勤務医は医師全体としては6.8%開業医に関しては7.7%となっており、極端な偏りなどは特にみられませんでした。
この結果からは、一長一短があり、どちらが良いと明確に回答することが難しい状況が察せられます。
続いて、年収の比較で確認してみましょう。
これについては厚生労働省の報告があります。
整形外科に限ったものとは言えませんが、一般的な所で言えば勤務医と比較した場合、約2倍弱の収入を得ているというデータがあるのです。
事前に支出している金額があるでしょうから、これで単純に開業医が良いという話にはならないのですが、単純な収入ベースで考えれば、やはり開業に軍配が上がるのは否めないところです。
ただ、整形外科では全体的に再診率が高く初診料が少ないこと点数の高い治療に関しては大病院に流れる傾向があるため、開業することで成功するのはなかなか難しいとも言われています。

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